HUFの友人でもあるスカルプチャーアーティストのHAROSHI氏は、一般的にゴミとして扱われるものを宝に変えてきました。
HAROSHI氏は廃棄されたスケートデッキを作品の素材として再利用し、スケートボード、パンク、そしてアートへ対する情熱を全く新しい形へ変化させ、彼のルーツへのオマージュとして昇華させています。
先日、ニューヨークのソーホーにあるジェフリー・ダイチ・ギャラリーで個展が開催され、各地から集まったファンや友人達によってHAROSHI氏のクラフトマンシップやビジョンが讃えられました。
本個展DIVE INTO THE PITは、これまでの彫刻作品に加え”アクション・ペインティング”を含む全く新しいコレクションで、使い込まれたスケートデッキの傷や擦れたステッカーがモッシュピットへ飛び込んだ時の興奮を彷彿させる独特のエネルギーを彼の作品は宿しています。
コラージュや彫刻がミックスされた今回の個展では、ビッグスケールのモッシュピットの他、アイコニックな”GUZO”も複数点展示されていました。
「GUZOは、スケートボーダーの努力を常に支える、スケートデッキの自己犠牲的な精神に対する深い敬意を表現した神のような存在です。」ーHAROSHI氏
Haroshi: Dive In To the Pit | Jeffrey Deitch
September 10-October 29, 2022
79 Grand Street, New York
Photos by Naz Kawakami